頼みごとを相手に了承させるには、その内容が大きなものであれば
あるほど難しい。「これはちょっと無理だろうか」と思うような、
頼みごとをするときは、ちょっとしたテクニックを使うと、相手の
了解を得やすくなります。
先ず、たいして手間ヒマのかからない簡単な頼みごとをする。
それを引き受けてもらうと、相手は次の頼みごとをされたとき、
それが結構大変なことでも、引き受けやすいのです。。
これは心理学の実験でも証明されていることで、例えばある広告の看板を
庭先に出させて欲しいと頼むとき、最初は小さな看板を出させてもらい、
そのあと、大きな看板を出させて欲しいと頼む、すると、最初から大きな
看板を出させて欲しいと頼むときよりもOKする人が増えるのです。
大きな頼みごとほど「急がば回れ」で頼むほうがよい。